羽毛ふとんの取り扱いかた

軽くて心地よい暖かさの羽毛ふとん。 羽毛は掛ふとんの詰め物の素材としては最高の機能をそなえています。 毎日のご使用の際にすこし取扱いに注意していただくと、より長く心地よい状態でお使いいただけます。 

日常の使いかたと取り扱いかた

カバーを掛けてお使いください

  • ふとんがわの汚れや痛みを防ぐためカバーを掛けてお使いください。 カバーは上質でやわらかい素材のものを選び、こまめに洗濯し清潔にしてください。
  • エリカバーなどを羽毛ふとんに直接縫い付けたり、安全ピンなどでとめたりすると、羽毛の吹き出しの原因となりますのでおやめください。

風通しのよい日陰に干してください

  • 月に1~2回、天気のよい乾燥した日に1~2時間ほど表と裏面を平均に干してください。
  • 干すときには、ふとんの側生地の汚れや痛みを防ぐため、カバーを掛けて干してください。
  • 干すことにより、湿気をとり、保温性を高め殺菌する効果があります。
  • ふとんの側生地や詰物が痛みますので、布団たたきでたたかないでください。 ふとんを取り込む前にブラシで表面のほこりを払う程度大丈夫です。 また取り込んだふとんに掃除機をかけることでダニ防止になります。

羽毛ふとんのしまいかた

冬の間お使いになった羽毛ふとん、そのままお手入れをせずに収納してしまう劣化がはやくなってしまいます。 羽毛ふとんを長くお使いいただくための正しいしまい方。

収納で注意すること

  • ふとんを干してからカバーをはずし、ご購入時に付属の不織布の袋か、使い古しのシーツなどで包んで収納してください。
  • 湿気の少ない場所に収納し、羽毛ふとんの上に重い物を置かないようにしてください。
  • ダニやカビを防ぐため、時々干して乾燥させてください。
  • 防虫剤は取り扱い事項を確認してお使いください。

こんなときには

ふとんの側生地が汚れてしまった

  • ぬれた布などですぐに拭き取ったり、つまみ洗いなどをしてしっかりと乾燥させてください。

臭いが気になる

  • ふとんを折りたたんで臭気をだし、新しい空気と入れ替えて3~4時間干してお使いください。

汚れや臭いがひどいときには

  • 当店ではふとんの除菌・消臭、水洗いをしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

羽毛が吹き出す、カサが減ってきた

  • 吹き出しが軽微な時には、アイロン接着補修布で吹き出し箇所を補修してください。
  • 吹き出し、カサの減りがひどいときにはリフォームや買い替えをご検討ください。